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八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐【画像ネタバレ】城ヶ崎から世間を知る箱庭の紫

八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐ Mauve

Mauve(鬼遍かっつぇ)「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」TLエロ漫画ネタバレ、感想と見どころを結末まで画像を使って紹介。

漫画「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」あらすじ

富裕層のごく限られた人間しか住めない「八禄荘」という高級住宅街。

八禄荘で生まれた男子は学校へ行けるけど、
女子は「学校には行かない」というのがしきたり。

閉鎖的な八禄荘で生まれた「紫」という女の子。とても強く(学校に行きたい)と願っていました。

「紫」は両親とは別居。
大きなお屋敷に1人暮らし。
両親との連絡手段は手紙だけ。

母親あてに
「学校に通いたいです」
心を込めた手紙を書くも

「お父様から返事をもらえていません」
「家庭教師を頼みました」
「その人から学んでください」

紫の(学校へ通いたい)という希望は叶わないのでした。

手紙を読み終え、がっかりしていた紫。
そこに
「今日から私があなたの家庭教師です」
夏だというのにロングコートを着てる身長の大きな謎の男が家を訪ねてきたのです。

男の名前は「城ヶ崎 透」。
大学で教鞭をとってる優秀な男。

紫が1人で住んでるこの大きなお屋敷に住み込み込んで、勉強を教えると言うのでした。

最初は「城ヶ崎」という男に困惑していた紫。
だけど、勉強を通して同じ時間を過ごしていくうちに少しずつ心を開いていくように。

紫には「あと1つ」だけ城ヶ崎と仲良くなる必要がありました。

それは城ヶ崎が紫の両親と連絡を取っていて「紫の通学許可が出るのを1番最初に知ることができる人物」だから。

勉強の合間に何度も
「学校に通える時期を聞いていませんか?」
城ヶ崎に確認していたのです。

「学校に通って友達を作る」
「大きくなったらその友達と東京へ遊びに行きたい」
というのが紫の夢。

そんな些細なことを心から望んでる紫。
この日も
「両親から何か聞いてませんか?」
城ヶ崎に聞いてみると
「聞いてるよ」
これまでとは違う言葉が返ってきたのでした。

「気になるの?」

城ヶ崎の問いかけに姿勢を正して
「はい!」
期待を込めた返事をする紫。

なのに城ヶ崎は
「じゃあ代わりに紫さんのことを教えてください」
「お風呂のあとでお話しをしましょう」
交換条件を出してきたのです。

お風呂を上がって緊張しながら
城ヶ崎が来るのを待っていた紫。

小さい頃から
「お風呂を上がったあとは部屋から出てはいけない」
と言われてきたこともあって
(これはきっといけないことをするんだ)
胸の奥で直感的に感じていました。

しばらくすると聞こえてきたのは城ヶ崎の足音。

部屋の前の廊下に座った城ヶ崎。

「紫さん、この障子を開けたあとに起こることは経験です」

「何かが失われるわけではありません」

「少しだけ大人になるだけです」

この言葉の意味を100%理解してる訳ではないけど「知りたい!」よりも不安が大きかった紫。

この夜。
紫が障子を開けることはなかったのでした。

城ヶ崎を部屋に迎え入れることはなく
(部屋に入れたらどうなってたのかな?)
そんなことばかりが頭に浮かんでくる紫。

気まずい気持ちで朝を迎えると
「おはよう」
城ヶ崎は怒ってることもなく普段どおり。

そして本当なら昨夜手渡してくれるはずだった「両親からの手紙」を渡してくれたのです。

ずっと待っていた両親からの手紙。

ちいさな不安と大きな期待を持ちながら読んでみるも、
手紙には紫の期待する答えは書かれていませんでした。

全身の力が抜け落ちるほど落胆。
頼れるのは城ヶ崎先生だけ。

目を真っ赤にしながら
「私はどうすれば・・・」
小さい声で聞いてみると

「今夜、勇気を出して障子を開けてみなさい」

自分の知りたい答えを教えてもらいたい紫。

昨日は拒絶したけどこの夜。
城ヶ崎を迎えるために勇気を出して障子を開けるのだった・・・

・サークル Mauve
・作者 鬼遍かっつぇ
・ジャンル 純愛/退廃・背徳・インモラル/年の差
・ページ数 48ページ
・発売日 2023年6月30日
・価格 770円

「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」の画像

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「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」の感想

どうしても学校に行きたい紫。
結局、学校に通う夢は叶いませんでした。

だけど、城ヶ崎に出会い、学校よりも豊かな経験をすることができました。

城ヶ崎が「紫」にこだわるのも、子供の頃の「ある経験」があったから。

八禄荘という特殊な箱庭みたいな閉鎖的な空間で生まれ育った紫と城ヶ崎。

時間がゆっくりと流れる素敵な世界観で描かれていた「八禄荘」。

エッチなシーンも綺麗で性癖ドストライクでしたがストーリーもとっても見どころいっぱいな内容でした。

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